アギト-無能力戦争

先日、「アギト - 超能力戦争」の映画を観に行った。

結論から言うと、腹が立った。かなり腹が立った。
せっかくなので、久しぶりに映画の感想文でも書いて、内なる毒を吐き出し、少しでもデトックスしたいと思う。

この記事は、私のような被害者をこれ以上増やさないための警鐘でもある。

アギトが好きな人ほど、絶対に観に行くな!!
アギトが好きな人ほど、絶対に観に行くな!!
アギトが好きな人ほど、絶対に観に行くな!!

大事なことなので、3回言っておく。

製作陣への感謝の言葉

具体的な感想に入る前に、まずは製作陣へ一言ずつ、感謝の言葉を述べさせてほしい。

  • 「井上敏樹さんよ、あなたはもう脚本を書かないほうがいい」
  • 「田崎監督よ、なぜあんな脚本を破り捨てなかったの?」
  • 「東映さんよ、この演出力なら、おとなしく仮面ライダーのブランドを Netflix に渡したほうがいい」
  • 「出演者たちよ、本当にいい演技でした」
  • 「カメラマンたちよ、老けた山崎さんをドアップで映さないであげて」

この映画全体を通して言えるのは、最初から最後まで井上大先生のクソつまらないギャグが盛大に滑っている、ということだ。

本人が面白いと思っていそうな演出が、ことごとく面白くない。
ストーリーも構成も破綻している。
そして何より、「仮面ライダーアギト」の看板に泥を塗った。

正直、「アギト」と名乗ってほしくないレベルだ。

ストーリー

ここで、私の記憶の残像を頼りに、映画のストーリーを振り返ってみる。
思い出しながら、一つずつ突っ込んでいく。


不可能犯罪の死体、いわゆる半焼半冷の死体を前に、オムロ警視が頭を抱えている。
そこへ小沢が G ユニットを連れて現れ、事件解決に乗り出す。

そして、さっそくクソ寒いギャグが飛び出す。

  • 手下「小沢さんは 23 歳だ」
  • 小沢「それは言い過ぎ」

なんやねん。
美魔女なのは認めるが、いくらなんでも 20 代は無理だ。笑えん。

まあいい。気を取り直そう。
このペースで突っ込んでいたら、この記事の文字数がとんでもないことになる。

小沢は G ユニットのギャル、ゆうちゃみを召集する。
しかし、一番大事な戦力である氷川誠は、殺人罪で刑務所に収容されている。

一方、北條透はすっかり老け、警察を辞めて探偵になっていた。
北條の恋人であるベッキーが殺され、その犯人は氷川だとされている。
北條は真実を突き止めようとし、スーツアクターの高岩上層部さんに協力を求めるが、断られる。

小沢は北條に協力を呼びかける。
北條は氷川を信じているので、快く承諾する。

津上翔一にも声をかけるが、今回の主役は氷川という大人の事情により、彼はもうアギトに変身できないらしい。

そして、超能力者たちは大量に人を殺しまくる。
G3、G3-X、G6 は戦うが、まったく歯が立たない。

刑務所に収容された氷川はイジメに遭う。
しかし、謎のデブが仲間のペットのネズミを喰ったことで義憤を覚え、そのデブをボコボコにし、なぜか刑務所のボスとして君臨する。

翔一は刑務所で食事を提供し、氷川を脱走させる。

ちょうどその頃、超能力者たちが暴れており、氷川は劣化版アイアンマンこと G7 に変身して、そいつらを退治する。

ちなみに、超能力者はギルスとアギトを足して二で割ったような風貌のギルアギトに変身できる。
やっすいスーツだけどね。

その後、G ユニットと協力者たちは、超能力者たちに「末期の病気から治療された」という共通点があることを突き止める。
そして、その治療を行ったのがドクター木野だったことも判明する。

ドクター木野は巨大な化け物に変身し、最終バトルへ突入。
氷川は G7、ゆうちゃみは覚醒したギルアギト、翔一は普通のアギトに変身し、化け物退治を完遂する。

はい、めでたしめでたし。

超能力者たちについて何も書いていないけど、大丈夫。
もともとそいつら、存在感がないから。
能力自体も Spec の丸パクリだし。

ツッコミどころ

映画のあちこちに散りばめられた寒いギャグ演出は、まだ許せる。
いや、許せないけど、ギリギリ我慢はできる。

一番許せないのは、木野さんをマッドサイエンティストにしたことだ。

原作の彼の人物像を、完全にぶち壊している。
井上敏樹は、本当に自分のキャラクターに愛着がないんだなと思った。

というか、ギャグのセンスもないし、倫理観もズレている。

たとえば、

  • 殺人現場で、ぐるぐる巻きにされた北條を写真に収める小沢
  • 戦闘中にもかかわらず、ゆうちゃみが G6 を脱ぎ捨て、セクシー姿で敵を翻弄する
  • 刑務所の悪者たちが突然オペラを歌う
  • 北條がじぃじぃの分身になる

全部きつい。
きついし、面白くない。

ここまで原作ぶち壊しのストーリーと演出を見せられると、感動シーンでも何一つ心が動かない。
映画を観ている最中に欠伸したのは、人生で初めてかもしれない。

最後に、ギルスの役者が一瞬だけエキストラとして登場する。
これも、ただの製作陣のエゴにしか見えなかった。

出すなら葦原の死体役として出す。
出さないなら、最初から出さない。
どっちかにしてくれ。

中途半端なことをされても、ファンは別に喜ばない。

評価

ネットの口コミを見ると、賛否両論らしい。
みんな、本当に優しいんだね。

本音かどうかは知らない。
でも、もっと鋭く批判していいレベルの映画だと思う。

そうしないと、東映はこのまま自己満足に陥り、何も進歩しないまま、ファンを食い物にし続ける。

私に点数をつけさせるなら、100 点中 0 点。
10 点中 0 点。
5 段階評価でも 0。

何も価値のない、ただの産業廃棄物。
制作資金をドブに捨てているようなものだ。

本当に役者たちが気の毒だ。
内心ではクソ映画だと思っていたとしても、舞台挨拶ではべた褒めしなきゃいけないのだから。

最後に

この記事を AI に書かせてもよかった。
でも、それでは私のデトックスにならないし、気も収まらない。

手でタイピングして、なんだかんだ 1 時間かかった。
もうこれ以上、この映画に時間を費やすのは非生産的なので、ここで終わりにする。

しつこいかもしれないけど、最後にもう一度だけ言う。

絶対に観に行くなよ。

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